東濃ニュース

2013年05月13日 (12:16)

白山神社の「ヒトツバタゴ」が満開に

白山神社のヒトツバタゴが、
満開を迎えた。
新緑の樹上に、見事な花が咲き誇り、
“純白の雪”が、降り積もったようになっている。
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同所のヒトツバタゴは、
「白山神社のハナノキ及びヒトツバタゴ」として、
昭和18(1943)年2月19日に、
「国指定天然記念物」の指定を受けた。
白山神社の境内である、
「泉中窯町1丁目3」地内に自生している、
すべてのヒトツバタゴが、指定の対象となる。
ヒトツバタゴは、モクセイ科の落葉高木で、
別名「ナンジャモンジャ」などと、呼ばれる。
愛知・岐阜両県の木曽川沿い地域と、
長崎県の対馬に、自生地があるだけという。
同神社では、東濃地方を代表する2種類の木、
「ハナノキ」と「ヒトツバタゴ」が、
狭い範囲で生育しており、極めて珍しかったが、
ハナノキの方は、平成19(2007)年6月に、
“枯死”が確認された。
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同神社氏子総代の田中正夫さんは、
「ほかの所にある、ヒトツバタゴに比べて、
開花が遅かった。来週までは、
楽しめると思う」と話す。
問い合わせは、
白山神社(TEL0572─55─3771)または、
土岐市教育委員会・文化振興課
(TEL0572─54─1111、内線556)まで。

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