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おみくじ・みくじ矢
 おみくじの吉凶の部分だけに注目して一喜一憂するのは、くじ引きのような「運だめし」でおしまいにしてしまいます。
 おみくじに書いてあるのは、「吉か凶か」のほかに、さまざまな「言葉」が書いてあります。それは神様からの一言・励ましであり、愛のこもったメッセージです。
【おみくじを引く前】
心の中で神様に「今の自分に必要なことを教えてください」とお願いして引いてください。 出てきたおみくじは、つい「吉凶」に目が行きがちですが、それに感情を振り回されず、その中から「メッセージ」を感じ取ることを大切にしてください。
【おみくじを引いた後】
吉凶に関わらず、大切に保管するか、財布などにキレイに入れて持ち歩いてもかまいません。時々、読み直して教訓とすることをオススメします。 また、結ぶところが設けてあれば、そこに結んでもOKです!「願い事を結ぶ」ことになります。結ぶ際には、縦結びにならないように注意してください。凶を結ぶ際には利き手と反対の手で結ぶと良いとされています。(凶が吉になると考えられています)。

【大吉】縁起や運勢がとても良いことです。
【 吉 】縁起が良く、めでたいことです。
【中吉】吉よりはよくないけれど小吉よりは良い。
【小吉】中吉よりはよくないけれど、末吉よりは良い。
【末吉】末吉の“末”は、末広がりの意味があります。引いた時点での運勢はよくないけれど、これからどんどんよくなる可能性のある運勢です。
【 凶 】縁起や運勢が悪いことです。ただし、絶対に嫌なことが起こるわけではありません。神様から「気を引き締めて」と、注意を受けているのだと思ってください。 「このままだと良くない方に向かって行くよ」というアドバイスなので内容をよく読んで気をつければ大丈夫です。
【大凶】この上なく運勢が悪く、良くないことが起こるとされています。しかし、「これ以上は悪くはならない」という神様からのエールでもあります。書かれていることをよく読んで、しっかり気をつければ大丈夫です。