東濃ニュース

2022年01月19日 (10:37)

土岐市消防本部が白山神社で消防訓練【文化財防火デー】

1月26日の 文化財防火デーを前に、土岐市消防本部は、金幣社「白山神社」(大富白山神社・土岐市泉中窯町・加藤幸直宮司)で、消防訓練を実施した。
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白山神社には、土岐市指定文化財として、陶製「狛犬(こまいぬ)一対《昭和36(1961)年7月5日指定》と、陶製「大狛犬(おおこまいぬ)一対《昭和44(1969)年2月24日指定》がある。
なお、白山神社の国指定天然記念物白山神社のハナノキ及びヒトツバタゴについては、過去記事を参照。
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本日の訓練は、境内の篝火(かがりび)が、本殿の東側にある林野に飛び火したと想定。
土岐市消防本部から、職員13人(車両4台)が出動した。
白山神社の氏子ら14人も参加。
119番通報をしたり、狛犬の写真が張ってある箱を、本殿から運び出したりした。
駐車場では、水が入った消火器で、初期消火訓練にも取り組んだ。
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消防車両が到着すると、消防職員らは、迅速に行動し、火点に向けて、放水した。
また、本殿に延焼しないように、「水幕ホース」も張った。
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加藤幸直宮司(72歳・ゆきなお)は、「白山神社では、文化財の狛犬と大狛犬を、ただ所有しているのではなく、土岐市の宝を預かっていると、考えている。
あくまでも訓練なので、スムーズにいったが、万一の有事の際、本当にできるのか。
常に不測の事態を想定しながら、文化財を守っていきたい」
と語った。